8月も後半に入り、暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い日は続きます。

ところで、「真っ赤だな~真っ赤だな~♪」の歌い出しで始まる『真赤な秋』という曲。
歌詞は3番までありますが、みなさん覚えていますか?

その歌詞の中で「真っ赤だな」と言われているものは、
*つたの葉っぱ(1番)
*もみじの葉っぱ(1番)
*烏瓜(カラスウリ / 2番)
*トンボの背中(2番)
*彼岸花(3番)
*遠くの焚き火(3番) です。

「烏瓜」って何だろう?と思っていたら、現地で長年勤務している職員さんが生息場所を教えてくれました。

早速、写真を撮ってきました。こちらです。

カラスウリの実がつくのは10月~11月のため、「真っ赤」な実が見られるのはもう少し先です。

ただ、この時期限定で拝めるのはカラスウリの花。

夜中に咲きはじめ、日が昇るころにはしぼんでしまいます。
実が見たことがあっても、咲いている花を見たことがない方が多いのではないでしょうか?

開花時には、まるでレースのような白い花を優雅に広げます。

しぼんでいる時には、白い花弁で繊細に包んで収めます。

こんな花を咲かせる植物から、秋には「真っ赤」な実がなるのですね!

10月になったら、実がなったカラスウリを見に行ってみます。
歌詞の中の「真っ赤」な物の中で、どれが一番赤いんでしょうか?
今から楽しみです。