秋も深まり、落葉が目立つ時期となりました。

炊くほどは 風がもて来る 落葉かな
良寛
(意訳:私が庵で燃やして煮炊きするくらいは、風が吹くたびに運んでくれる落葉で充分間に合うことだ)

昔、子どもたちとかくれんぼや手毬をついて遊ぶことを好んだという僧侶(良寛)が詠んだ句です。
気温も暖かく、山を見上げると紅葉も美しいので、体感としてはまだまだ「秋」なのですが、俳句に使われる「落葉」は実は「冬」の季語です。

とはいえ、冬とは感じられない穏やかな季候なので、ちょっと外に出て落葉遊び。

【落葉のベッド】
以前、あるご家族さんが鈴掛の木の落葉を集めて、ベッドを作っておられたのを目撃。
気になっていたので、少し落葉を足して寝転んでみます。
とにかく気持ちいいです!

【落葉絵】
落葉をじっと見つめていると、顔に見えてきませんか?
・落葉の家族

・4つ子

・ひげにしようかな?髪の毛にしようかな?

【イチョウの花束】
家族デーに参加されていたご家族から、イチョウの葉の花束を頂きました。
モミジとカエデを足して、ブーケに。

ありがとうございました!

もちろん、落葉は良寛が詠んだように燃料にもなりますし、雑草や落葉は発酵させると堆肥にもなります。
木枯らしが吹くまで、もうちょっと秋が終わっていくのを楽しみたいと思います。