今回は私が最近、興味がある「クロモジ」という樹木を紹介します。

クロモジは日本原産のクスノキ科の低木落葉樹です。
漢字では「黒文字」と書き、幹にできる黒い斑点が文字のように見えることから名がつけられたそうです。

枝は高級楊枝として和菓子に添えて出されることが多く、私たちも知らないうちに目にしているかも知れません。
また、ハーブのようなすっきりとした香りが特徴で、お茶としても飲むことができます。

今回は施設に自生しているクロモジを採取して、お茶を淹れて飲んでみることにしました。
 

まずは、採取したクロモジを水できれいに洗い、細かく刻んでからティーパックに入れます。
枝を刻んでいると、クロモジの爽やかな香りがしてきました。
ティーパックにお湯を注いで、しばらくしてから飲んでみると・・・
とても爽やかですっきりとした香りのお茶が出来上がりました。
 

クロモジの木を探すときは、枝が鮮やかな緑色をしているので、それを目印にすると探しやすいかもしれません。
みなさんもぜひ、一度クロモジ茶を味わってみてください!