この4連休は、多くのみなさまにご利用いただきました。
雨が続く連休となりましたが、雨の合間を縫ってカヌーやアーチェリー、魚つかみを楽しんだり、BBQをされるご家族でもくもくの里は賑わいました。

夕方に外に出た際に、足元をゆっくりと動く影が見えました。
セミの幼虫です!

セミは、その一生の約7年間を土の中で過ごし、成虫になった後の寿命は約1週間と言われています。
この季節になるとセミの鳴き声が聞こえ、セミの抜け殻もたくさん見つけることができます。

ただ、羽化するために土の中から出てくるタイミングはほんの一瞬なので、観察のタイミングが難しいです。
幼虫を見つけたのは18時頃、あたりが暗くなり始めたときでした。

虫カゴにそっと移し、夜の23時頃に様子を見てみると・・・

    

虫カゴの壁面で動かなくなった幼虫の背中が割れて、きれいな薄緑色の成虫が出てきました。
一生懸命に体を震わせて大人になろうとする姿はどこか神秘的で、応援したくなる気持ちになりました。

この時期に施設に泊まられた方は、セミが長い年月をかけて大人になる一生の一瞬を観察することができるかもしれませんね。