もくもくの里ではしばらく雨が降り続いていましたが、今日は気持ちのいい晴れで、涼し気な風が館内に入ってきます。
久しぶりに外の様子を見に行くと、これまで咲いていなかったきれいな花が咲いていたので、今回はその一部をご紹介しようと思います。
まずはこちら、「フジ」です。
鮮やかな紫色の花をつけるフジですが、非常に長生きな植物だそうで、樹齢が1000年を超えるものもあるようです。
しかしフジには毒性があるそうで、いま話題の某鬼退治の漫画でも、登場人物がフジの毒を使って攻撃するシーンもありましたね。
もくもくの里では、杉の木などに巻き付いて高いところまで登り太陽の光を浴びる様子を観察できます。
杉に紫の花が咲いている?!とびっくりしたこともありますが、実はあの花の正体はフジだったんですね!
お次はこちら、「つつじ」です。
公園などでよく見かける花ですね。
ピンクと白のきれいな花をつけています。近くでみてみると花の密を吸いにカナブンが来ていますね。
真っ白な花はまるで純白のシャツのように清潔感があります。
最後はこちら「タンポポ」です。
タンポポは非常にポピュラーな花です。太陽に映える黄色は人を元気にさせてくれますね。
綿毛のある種を風にのせて遠くまで運んでもらい、そこで成長していきます。
散歩をしていると「えっこんなところにタンポポが?!」という気持ちにさせてられることもありますが、種は土の上でなくても成長できるみたいですよ。
私たちもタンポポを見習ってたくましく生きて、不安の多い今を乗り切っていきたいですね。