朝晩は肌寒く感じる季節になりました。
もくもくの里にいると、自然が多く季節を五感で感じることができます。
利用されたご家族の男の子が、大きな虫を捕まえてきました。
それが、こちら。
「オオカマキリ」です。名前に負けない大きな体と立派なカマで、周りを威嚇していました。
しばらく、虫かごに入れて様子を見ることに・・・。
一週間後・・・別のご家族の男の子が事務所に声をかけてきました。
「ねぇねぇ!カマキリが変なもの産んでる!」
変なもの?と思いながら、虫かごの中を見てみると、産卵中のオオカマキリの姿がありました。
カマキリの卵は何度か目にしたことはありましたが、産卵中のカマキリを観察できたのは今回が初めてです。
薄茶色の塊には、およそ200個ほどの卵があるらしく、春になると一斉に赤ちゃんが生まれるそうです。
厳しい冬を乗り切るために、たくさんの空気が含まれた内側は暖かく、外からの刺激にも強いそうです。
カマキリも卵を守るために工夫をしているのですね!
生態系を観察していると、工夫して生活する生き物の様子をたくさん見つけることができます。
不思議だなぁと思ったことは、調べてみると必ず意味があることに気がつきます。
みなさんも生態系について疑問に思ったことは、ぜひ調べてみてくださいね!