梅雨入りで全国的に雨が続いていますね。もくもくの里でもその例に漏れず、しとしと雨が降っていて、肌にまとわりつくような空気が漂っています。

こんな雨の中ですが、それを喜んでいる生き物がいるかもしれません。今日はそんな生き物を観察しようと思い、外に出ることにしました。

  

まず最初に見つけたのは、「アカハライモリ」のこどもです。アカハライモリは度々ブログにも登場していますし、施設キャラクターになるほどもくもくの里では人気の生き物です。普段は池の中でふわふわと泳いでいる姿を観察できますが、今日は思い切って外へ冒険に出ていたみたいですね。小さな体を一生懸命に動かして歩く姿はとっても愛らしいです。

 

次に見つけたのは、「モリアオガエル」の卵です。毎年この時期になると「すいすい歩道」の木の上に突如出現する白い泡状の塊が特徴で、外敵から身を守るために高いところに産卵するのですが、今日は卵が水面に浸っているところに卵を食べに来た「アカハライモリ」が群がっていました・・・。このような厳しい自然界を近くで観察できます。

 

そして視線を少し枝に向けると「シマヘビ」がいました。木登りが得意なヘビで、カエルを食べに来たのか、休んでいるのか分かりませんがどちらにしてもカエルにとっては命がけの環境ですね。

お家で過ごす時間が多くなりがちな今だからこそ、みなさんにもくもくの里の様子をブログでお届けしていきたいと思います。

少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。