ここ最近雨が降り続き、湿った空気が漂い、じめじめした日が続いていますね。
そんな状態でも生き生きとして見える植物がいます。そうです、「コケ」です。
可憐な花やおいしい実がなる植物に気を取られがちですが、コケが身近な存在であることは間違いないでしょう。
普段は気にも留められず、アスファルトや樹木などにひっそりとある緑色の塊を今回は調べてみることにしました。
そもそも「コケ」とは何者なのでしょうか。調べると「葉・茎・根に分かれない、維管束を持たない植物」だそうです。
コケには「仮根」という名前の「根」によく似た部分がありますが、体を固定するためだけの器官だそうで、栄養などは体全体で吸収しているそうです。
(写真の茶色のところが仮根です)
生命力が強く、乾燥しても休眠状態となり、水をかけると復活するものもあるそうですよ。
ここからはもくもくの里にあるコケを見ていきましょう。
コケにはたくさんの種類があり、専門家でも見分けることが難しいと言われています。
写真をとりながら外を歩くとこれだけのコケが見つかりました。どれも種類の判別はできませんが、個性があって面白いですね。
雨が降って表面が濡れると葉を広げてツヤが出るのでキレイに見えます。日本の庭園にも欠かせない存在ですよね。
最近では、アクアリウムならぬ「コケリウム」がインテリアとしての人気が出ています。スタッフで作ってみました。
事務所前に展示していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。