石田川にアユが遡上しています。
琵琶湖から遡上したアユは、石や岩盤に生える珪藻類を食べて成長します。
川底をみると、いたるところに「ハミ跡」が確認できます。これは、石に付いた珪藻がアユによってそぎ取られた跡です。
水中ではアユが盛んに珪藻を食む様子が観察できます。
アユの他にもハヤ、ドジョウ、ハゼの仲間など10数種の魚が見られました。自然の中で魚たちが生き生きと泳ぐ姿を観察してみてください。
水生動物の採捕は、法律や県の漁業調整規則等によって、使用できる漁具、区域、期間、魚の大きさの制限など様々な規則が定められています。
生き物を採捕する際は、事前に規則を確認したうえで、捕り過ぎない、他水域へ放流しない、ゴミを捨てない等のモラルをもって行いましょう。
川に入られる際は、マリンシューズとライフジャケットを着用のうえ、安全に川遊びを楽しんでください。