ビワマスの遡上が始まりました。

今年の6月に新種として発表されたビワマス、学名は「Oncorhynchus biwaensis」と記載されました。ビワエンシス・・・なんとも素敵な響きです。

新種として認められた今日、彼らの棲むびわ湖と河川の環境保全と資源保護が、より充実することを期待します。

今年は雨の日が少なく、アユにとっても厳しそうな状況だったので、ビワマスの姿を見ることができほっとしました。
11月に予定の自然観察会、「ビワマスの遡上と産卵観察ツアー」で多くの参加者さんに見ていただきたいと思います。

 

写真は去年のものです。
今年も産卵の邪魔にならないよう撮影にいきたいと思っています。
その際は、インスタグラムにアップしていくので、是非見てください。

産卵期にあたる10~11月末は資源保護のための禁漁期であり、採捕は固く禁止されています。
密漁を行わないのはもちろんのこと、ビワマスが遡上する自然豊かな河川環境を、みなさまと見守りたいと思います。