12月14日(木)、もくもくの里では初雪を観測しました。

一口に「雪」と言っても、この白い結晶にはいろいろな表現の仕方があり、タイトルの「青女」もその1つです。

【青女】せいじょ
「青女」とは、雪を降らせる女神のことです。
「雪が降る」と昔風に言いたいときは「青女出づ」とでも表すのでしょうか。
なぜ青なのか不思議ですが、なんだか麗しい表現ですね。

【風花】かざはな
「風花雪月(ふうかせつげつ)」のように「ふうか」と読むと、自然の美しい風景を形容したものですね。
しかし「かざはな」と読むと、風に舞う花びらのような雪を指します。

【白魔】はくま
「ひらひら舞う雪」や「女神」から一転、こちらは悪魔のような大雪のことです。
「魔」というイメージ通り、災害級の大雪を指すそうです。
もくもくの里が、白魔に襲われることのないように願っています。

【六花】りっか
冬生まれの女の子の名前にも使われているのを見ることがありますね。
「六角形の花」で、雪の結晶の形を表しています。

見ている雪自体は私たちと同じはずですが、昔の人たちは表現力が豊かでしたね。

雪はこれからが本番。
また本格的に積もりだしたら、雪景色をご報告します。