6月に入りました。日中は少し汗ばむ気温になり、夜は涼しい気候になってきましたね。
今回ご紹介するエリアは石田川です。これからの季節はこの石田川で川遊びが楽しめますよ。
さて、初めに見つけたのはたくさんの「アユ」です。アユはこの時期、びわ湖から遡上してくるのですが、もくもくの里の石田川は堰(せき)があり、ジャンプして登っていく様子を観察することができます。写真でとらえるのは非常に難しかったですが、よく見るとピョンピョンと段差の上を目指すアユがきらきら光って見えました。
ピョンピョンと言えば、みなさんはこの昆虫をご存じでしょうか。
名前は「ハンミョウ」といいます。金属のような光沢のある体で河原を跳ねています。
ハンミョウを写真に収めようと近づくと・・・跳ねては止まるを繰り返して逃げていきます。
実はこの動き、道を案内しているように見えることから別名「ミチオシエ」や「ミチシルベ」と呼ばれることがあるそうです。
ハンミョウに案内されながら、砂地を見ると足跡が見つかりました。おそらく鹿が水を飲みに降りてきたのでしょう。
近くに食痕(しょっこん)も残されていました。
鹿は引きちぎるようにして植物を食べるので、食べられた後の葉に植物の繊維が残されているのが見えますね。
このようにもくもくの里の観察するポイントをブログにて不定期に発信していきますので、どうぞお楽しみに!
早くみなさまに会えるように施設を整備しながら心待ちにしております。整備の様子も近々アップしますのでご覧ください