ある日の夕方、館内からなにやら音が聞こえてきます。
「ん・・・?なにかが館内にいる・・・?」と思って、館内を見回っても、どこにも姿は見えません。
不思議に思いながら事務所に戻ってくると、なんと大きさ20cmほどの鳥が事務所内を飛び回っていました。
見回りに行った際、事務所の扉を開けたままにしていたため、館内を飛び回っていた鳥が入り込んでしまったようです。
事務所の灯を暗くして窓を開けると、自分から飛び出していきました。
後から図鑑で調べてみると、「イソヒヨドリ」という鳥のメスによく似ています。
名前に「ヒヨドリ」とついていますが、実はヒヨドリの仲間ではなく、ヒヨドリに大きさが似ていることからこの名前がつけられたそうです。
現在、自然の家では改修工事が行われていて、利用者がいません。
子どもたちの声が聞こえない寂しい状況だったのを見かねて、遊びに来てくれたのかもしれませんね。
今度は誰が遊びに来てくれるでしょうか?楽しみに待っていようと思います。